ー依存症から回復するとー 依存症の回復に役立つこととは。

Sunday, February 5, 2012

第5章 アルコホリックスアノニマス 最初のところ

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第5章 このプラグラムの効能
  私たちがやってきたやり方に沿ってやった人で、失敗した人を私たちはほとんど知らない。回復しない人というのは、自分自身を完全に私たちのこの単純なやり 方に委ねられない人か、または委ねたくないと言う人であり、たいていは体質的に自分に正直になることができないという男女である。それは誠に不運である。 それはその人達のせいではない。そういう人たちは元々そのような体質に生まれついてしまったようである。そういう人たちは元々、徹底した正直さが要求され るこの生き方の方法を獲得し発展させていくというのが不可能なのである。そういう人たちの生き残れる確率は、普通より低い。これは、感情的または精神的な 重い疾患にかかっている人にもまた言える。しかしそういう人達でも、正直になることが可能でさえあれば多くの人は回復している。
  私たちの話はこれまでどうであり、何が起こって、今どうであるのかということを、大まかに説明するようにしている。もしあなたが、私たちが持っているもの を欲しいと思い、そしてそれを得るためにどんなこともするというのなら、あなたはこの方法に取り組む準備ができていると言えるだろう。
  その途中いくつかのポイントで私たちは立ち往生した。私たちはもっと簡単で易しいやり方も見つけられるのではないかと考えた。でも私たちには見つけられな かった。心から申し上げる。あなたにはこのステップを途中で揺らぐことなく、一番最初のところから順に全てについて取り組んでいただきたい。私たちの中に も、自分の古い考え方を捨てずに持ったまま、どうにかこれに取り組もうとした者もいた。だが本当にそれを手放すまでは結果は無のままだった。
  私たちは、抜け目無く、不可解で、強力な、アルコールというものに立ち向かっているのだということを忘れないでいただきたい!助けなくしては、これは私た ちの手に負えるものではない。でも、全ての力を持ち揃えている者なんて言ったら、神という存在しかないではないか。あなたが今神というものを見つけられま すように!
 中途半端にやることは、私たちには何の役にも立たなかった。私たちは分岐点に立たされていた。私たちは全てを放棄し、神という存在に保護と配慮を頼んだ。
 以下が私たちが行なった、回復のプログラムとして掲げられたステップである。
1、私たちはアルコールには無力であることを認めまた、私たちの人生は管理できるものではなくなったと認めた。
2、自分自身より大きな力が私たちを正気に戻す、と信じるようになった。
3、自分が理解した神という存在に、自分の意志と人生を委ねると決心をした。
4、自分自身の品行の棚卸しを綿密に恐れることなく行なった。
5、神と自分ともう一人の人間に、自分の誤りの本質についてを認めた。
6、神に全ての性格の欠点を取り除いてもらう準備が完全にととのった。
7、私たちの欠点を取り除いてくださいと、神に謙虚に頼んだ。
8、私たちが傷つけた全ての人々の載ったリストをつくり、その人々に償いをしようと思うようになった。
9、その相手か周りの人を傷つけるかもしれない時を除いて、可能な限りでそのリストの人々に直接償いをした。
10、自分自身の棚卸しを続け、私たちが間違っていた時はすぐさまそれを認めた。
11、祈りと黙想を通して、自分の理解した神との意識的なつながりを深められるよう努め、神の私たちに対する意志を知ることと、それを実行する力を得られるようにと祈る。
12、これまでのステップを取り組んだ結果によってスピリチュアルに目覚め、私たちは他のアルコホリックにこのメッセージを伝えようと努めた。またこれらの原則を全ての事に当てはめて実践するよう努めた。
  私たちの多くは「何という注文だ。全部できるわけが無い!」と声をあげた。悲観しないでほしい。私たちのうち誰一人としてこの原則に完全にのっとって生活 しつづけられた者などいない。私たちは聖者ではないのだ。重要なのは、スピリチュアルな方向性に沿って成長する意志がある、ということである。私たちがこ こに示した原則は、進歩していくための指針である。スピリチュアルに進歩していく事は、スピリチュアルに完璧でいることよりも重要なのである。
 アルコール依存症という疾患についての私たちの解説の章と、不可知論者の章、アルコホリックスアノニマスの前半と後半に書かれている個人の物語が、以下の3つの事をはっきりとさせた。
(a)私たちはアルコール依存症であり自分の人生を管理できなくなった。
(b)おそらく人類には私たちのアルコール依存症の症状を緩和させることはできないだろう。
(c)神という存在にはそれができるのだろうし、もしその人が神を探し求めれば、神はそれをするだろう。
 

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