ー依存症から回復するとー 依存症の回復に役立つこととは。

Wednesday, May 30, 2012

AAの原則 匿名性 ケータイ

AAミーティングで、携帯の電源オフお願いします、と始まる前にお知らせがあるのは、この時代万国共通なんですが、それでもメッセージを打ったり何かの試合の結果をチェックしたり?!と、いじっている人がいるのも万国共通です。

私がよく行くmtgに、20年くらいシラフのおじいさんが来ています。 彼とは私が初めて行ったmtgから今日に至るまで、ほぼ毎週顔を合わせてきています。なんて幸運なんでしょう。色んなよい事を話すおじいさんですが、ちょっと少年けもあり、今だに喧嘩っ早い昔の面影が見えたりします。

そのおじいさん、携帯電話に敏感で人がケータイ取り出すと即イライラ感丸出しになります。音を消してボタン操作をしているだけの人にも、「君はmtgを妨害している。すぐにそのおもちゃをしまいたまえ。そんなこと、ここではしてはならんのだ」と言います。

私は若い世代なので、音出てないんだからいいじゃん、私は気にならないけど何が問題なんだ?と思っていました。今日スポンサーに聞いてみました。

彼女曰く、もちろんそれも立派な妨害とのこと。音が出たらもちろん、実際に会話音が聞こえなくなるので明らかに妨害=新人が聞くべきメッセージを聞けなくなる、ということになる。音が出ていなくても、これが新人の立場だったらどうか、と考えてみれば分かる、ということでした。自分がmtgで話をしているときに、誰かが下を向いて携帯をいじっていたら、新人は「誰も自分の話を聞いていない!!やっぱりここにも居場所がない!!」とか勝手に思うだろう。(新人とは、我々より自己中思考で何でも個人的にとり必要以上に怯えているのである。)

または、誰かが携帯をいじっているのをみて、自分もAAでそれをしても良いと学び、AAの最中に携帯をいじりだすようになれば、その新人はそれをしてる最中他の人のメッセージを聞き逃すことになる。ケータイをいじるという誤ったメッセージを伝えてはいけない、のである。

以下はAAの伝統的に伝えるべきAAのきまりである。

One—Our common welfare should come first; personal recovery depends upon A.A. unity.
私たちグループの繁栄についてを一番最初に考えるべきである。自分個人の回復はAAの結束にかかっているのです。

(各グループのmtgでいかに効果的に、新人にメッセージを送れるかを一番に考えるべし。自分の回復も質の良いAAmtgがあってこそなのである。)

Two—For our group purpose there is but one ultimate authority—a loving God as He may express Himself in our group conscience. Our leaders are but trusted servants; they do not govern.
 私たちのグループの持つ目的を達するために、たったひとつ愛すべき神だけが最高権威となりえる。グループの良心に則って行われるビジネスmtgに表される神が権威です。私たちのまとめ役たちは信頼できるしもべではあっても、彼らがAAを支配はしない。

(ビジネスmtgでは、新人にメッセージを送るために何が一番良い方法であるのか、自分たちが神のやりたいことを引き継いで行動に移すとすれば何をどうするか、まとめ役と一緒に話し合う。)

Three—The only requirement for A.A. membership is a desire to stop drinking.
AAのメンバーになるためにたった一つ必要なことは、酒を飲むのをやめたいという願いである。 

Four—Each group should be autonomous except in matters affecting other groups or A.A. as a whole.
それぞれのグループは、他のグループやAA全体に影響を与えるような問題がない限り、自治権をもって運営していくべし。

(mtgによってケータイをどこでならいじってもいい、とか携帯を人目にさらすこと自体禁止とか、細かいルールをAAの第一の目的に基づいて決めればよい。ちなみに. Our primary purpose is to stay sober and help other alcoholics to achieve sobriety. 第一の目的とは素面で生きることと他のアルコール依存症者達が素面の人生を得られるように助けること。 )

Five—Each group has but one primary purpose—to carry its message to the alcoholic who still suffers.
それぞれのグループはAAの第一の目的、『今だに病んでいるアルコール依存症者にメッセージを運ぶ』という目的をもって運営されるべし。

Six—An A.A. group ought never endorse, finance or lend the A.A. name to any related facility or outside enterprise, lest problems of money, property and prestige divert us from our primary purpose.
AAグループは決して、リカバリー関連の施設やその他部外の事業を支援したり、お金を融資したり、AAの名前を貸したりしてはならぬ。お金や敷地や名声を保持するということは、我々を第一の目的から引き離す。

Seven—Every A.A. group ought to be fully self-supporting, declining outside contributions.
すべてのAAグループは、完全に自立すべし。部外者からの寄付はお断りをするように。

Eight—Alcoholics Anonymous should remain forever nonprofessional, but our service centers may employ special workers.
 AAは永遠にしろうとによって成り立つものである。しかしAAサービスセンターには必要な従業員を雇用することはあってもいい。

Nine—A.A., as such, ought never be organized; but we may create service boards or committees directly responsible to those they serve.
 AAたるものは決して組織化されてはいけない。しかし彼らが関わる事項に直接責任をもつだけの実行委員や委員会であれば結成されることはあってもいい。

Ten—Alcoholics Anonymous has no opinion on outside issues; hence the A.A. name ought never be drawn into public controversy.
AA自体は部外の出来事に何の意見も持たない。それゆえに、AAという名前は決して公の論争上に記載されることはない。

Eleven—Our public relations policy is based on attraction rather than promotion; we need always maintain personal anonymity at the level of press, radio and films.
我々の公共の場での立場として、基本的に宣伝ではなく我々の持つ魅力で人を引き寄せることとする。我々は常に個人の匿名性を印刷物、ラジオ、映像上において守っていく必要がある。 

(AAをどのように宣伝し、もっと多くの人に来てもらうようにするかと言うとTV等で宣伝を流すのではなく、我々の回復して見違えていくこの後ろ姿にて、口コミで広まっていけば良いのである。個人の名前などを出して、それを餌に人を引っ張ってくるというようなことは考えてはいけない。)

Twelve—Anonymity is the spiritual foundation of all our Traditions, ever reminding us to place principles before personalities.
匿名性が、我々のこの伝統的なきまりのスピリチュアルな基盤であり、先に述べたこれら12の原則が常に個人のことよりも先に来るべきものと承知しておくこと。

(誰々は特別とか有名とか偉いとか、そのような価値はAAでの回復の過程には足かせとなるのである。匿名性とは個人の都合を考えるより、AAの第一の目的をどう果たすかということを先に考えるというスピリチュアルな状態のことを指す。)


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